【恣】 10画 (6) 1級


[音]
[訓] ほしいまま

《意味》

ほしいまま。ほしいままにする。がままかってである。いいかげんである。思いのままにする。かってにふるまう。わがままかってである。いいかげんである。

【恣意】しい

その時々の気ままな思いつき。自分勝手な考え。
「選択が恣意的だ」
意」とも書く。

【恣行】しこう

ほしいままにおこなうこと。

【恣】ほしいまま

かってきままであるようす。自分の望むにまかせるようす。思うまま。
「縦・」とも書く。

【驕恣】きょうし

権威をかさに着てわがままなこと。また、そのようにふるまうこと。
「驕」とも書く。

【自恣】じし

  1. 自分の思ったままにすること。わがまま。
  2. 仏教で、夏安居げあんごの終わりの日(八月一五日)に僧が集まって互いに罪を懺悔ざんげしあい、また訓戒しあう行事。

【縦恣】しょうし

ほしいままに振る舞うこと。

恣】せんし

ほしいままにすること。わがまま。
「専恣」とも書く。

【放恣】ほうし

勝手きままでしまりのないこと。
「放恣な生活」
「放」とも書く。

【暴戻恣睢】ぼうれいしき

横暴で残忍な人物の形容。わがまま勝手に振る舞って、暴虐の限りを尽くす。
「暴戻」は乱暴で道理に反すること。「睢」は怒って目をむく、にらみつける意で「恣睢」は相手かまわずにらみつけること。
乱暴らんぼうろうぜき」「悪逆非道あくぎゃくひどう」「大逆無道たいぎゃくむどう

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